石膏取り【編集中】

石膏取りのプロセス

石膏取りは、塑造彫刻において重要な工程です。以下は、石膏取りの基本的なステップです。

1. 準備

  • 材料の準備: 石膏、水、ステンレスボウル、泡だて器、石膏ベラ(スプーンを平たくしたもの)。
  • 作業環境の整備: 作業スペースを養生シートで養生し、汚れてもよい服を着用します。

2. 雌型取り

  • 分割部分を決める。朱墨等で型の分割位置を決め、切金を打つ。ロール状の切金は垂直に立つように切る。
  • 離型剤の使用: 型から石膏が外れやすくなるように、離型剤を塗布する。界面活性剤系や箔、油やシリコンなどものによって変える。

3. 石膏の混合

  • 水と石膏の粉を混ぜる: ボウルの中に半分くらい水をいれて、石膏の粉を均一に落としていきます。水面全体に届くまで石膏を入れていきます。石膏が水面を超えた場合は、少量なら少し時間をおけば、水を吸って良い具合になります。混ぜます。(撹拌)しっかりと均一になるまでよくかき混ぜます。精密なものでなければ、石膏ベラなくても、泡だて器でもかまいません。石膏取りには、肌がけと、塗り込み、補強の段階があり、それぞれ微妙に粉と水の量を変更し、使いやすくすることで、作業効率を上げることが出来ます。

4. 石膏のふりかけ

  • 原型へふりかけ(雌型製作): ふりかけ、肌がけは、手で溶いた石膏をすくってすぐに、上から、また、細かいところから順に薄く均一にかけていきます。(ふりかけ棒という馬毛で作った専用の道具もある。)ふりかけは硬化する前に表面を指についた石膏を弾き飛ばして荒らすのが良い。石膏同士は硬化すると次の石膏をかけても完全にはくっつかず、薄い層が重なった状態になるため、面を荒らすことで食いつきを良くする必要があるからである。これを怠ると、割り出しの時に最初の肌がけの層だけ残ってしまう現象がおきる。
  • 塗り込み:塗り込みの場合はすぐに石膏をつけずにヨーグルトの開封してすぐのスプーンですくったときの硬さくらいになるまで待つ。気温や石膏の状態等で変化はあるが、おおよそ10分くらいかかる。塗り込みの作業は2人ペアでやると良い。

5. 硬化

  • 硬化時間の確保: 石膏が設定時間を経て硬化するまで待ちます。通常、数時間から一晩隔てます。

6. 型からの取り出し

  • 型を外す: 石膏が完全に硬化したら、型を優しく外します。型から外しやすいように、型をひねったり軽く叩いたりします。

7. 仕上げ

  • 表面処理: 必要に応じて表面を研磨したり、仕上げを行います。
  • 保存: 完成した石膏製品は、湿気を避けて保存します。

注意事項

  • 石膏の取り扱いには注意が必要で、吸入や接触を避けるために適切な防護具を着用してください。
  • 初めての方は、試作を行いながら慣れていくと良いでしょう。

このプロセスに従うことで、質の高い石膏製品を作成することが可能です。

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